Note

実家じまいは、手順を誤ると、転居先が決まる前に家が売れてしまったり、親族間で意見の対立が生じるなど、トラブルにつながる可能性があります。そのため、以下の手順を参考にしながら、慎重に進めることが重要です。

• Ｓｔｅｐ１

  親族間で話し合うい意向を確認する

  まずは、実家を本当に手放すべきかどうか、親族全員で再度しっかりと話し合うことが大切です。 たとえ実家を手放すことが最も適切な選択だと判断される場合でも、反対する親族が一人でもいる場合には、無理に進めるべきではありません。 この段階で親族の関係が悪化してしまうと、将来の相続などにも影響を与える可能性があるためです。

  親族間で十分に意見を共有し、合意を得た上で、実家じまいの準備を進めましょう。

  
  

  関連記事

  ＞＞不動産売却の流れを確認しよう

  
  

  

• Ｓｔｅｐ２

  不用品・残置物の処分

  処分方法が決まったら、次に家の中にある不要品や残された物を整理・処分する作業に取り掛かる必要があります。自身で処分する方法もありますが、残置物処分や遺品整理の専門業者に依頼することも検討し、状況に応じて最適な方法を選びましょう。

  ただし、相続が開始されている場合、これらの不要品も含めてすべてが相続財産に該当することを忘れてはいけません。相続人の代表者は、他の相続人にとって価値があるものを勝手に処分しないよう、遺産の整理と把握を行い、その要不要について相続人全員で慎重に判断することが求められます。

  
  

  関連記事

  ＞＞残置物の処理方法について｜一番簡単なのは…

  
  

  

• Ｓｔｅｐ３

  不動産業者に相談・業者選び

  次は不動産業者に売却相談です。まずは複数の不動産査定を依頼しましょう。査定額には差が出ることがあり、必ずしも高い金額を提示した業者を選ぶ必要はありません。売却プランや担当者の信頼性を基準に選ぶのも一つの方法です。

  また、売却期間中の物件管理が難しい場合、不動産会社に管理業務を依頼できるか確認しましょう。鍵を預け、管理を一任するのが一般的ですので、負担を軽減できる業者を選ぶのもポイントです。

  
  

  関連記事

  ＞＞不動産売却を不動産会社に任せるべき理由