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注文住宅の売却はなぜ難しいと言われているのか？

• 注文住宅と建売住宅の違いとは
  

  ‐注文住宅の特徴‐

  注文住宅は、購入者が自分の好みやニーズに合わせて設計し、建築する住宅です。住む方のこだわりが反映され、個性的な住宅になる傾向が多く、建築コストが高かった分、売却価格も高額設定になりがちです。

  
  

  ‐建売住宅の特徴‐

  建売住宅は、住宅メーカーが顧客の平均的なニーズに伴い設計されたプランに基づき建てられるため、バランスの良い住宅になります。

  大量生産の効率化により、注文住宅よりも売却価格が割安であることが一般的です。

  
  

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• 間取りの使い勝手
  

  注文住宅では、間取りにこだわる方が多く、リビングが広い１LDK＋２WICや、デザイン性の高いステップフロアになっていたりと、ユニークですが、使う人を選ぶ住宅になる場合があります。

  一般的に買い手のニーズは３LDKや４LDKが多いため、そういったお客様へのアピールは弱く、検討候補から外れてしまう傾向になります。２世帯住宅も検討候補から外れやすい部類に入ります。

  
  

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• デザインのユニークさ
  

  自由設計が可能な注文住宅ですから、建売住宅にはないユニークなデザインの住宅が多くあります。

  物件の魅力のひとつではありますが、ユニークな物件は敬遠されがちでもあります。ガラス張りのバスルームやカラーバリエーションに富んだリビング、アイランドキッチンのリビングなど、おしゃれで素敵ですが、実際の使い勝手や住みやすさはなんとも言えないところです。

  
  

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• 広い敷地に大きな建物

  注文住宅の場合、建売住宅とは違い土地の広さ、建物の大きさに制限がありません。建売住宅の場合、弊社のある『三郷市』では敷地１２０㎡（約36坪）・建物１００㎡（約30坪）が一般的。

  １００坪を超えるような広い土地の場合、売出し価格が高額になってしまうことも良くあります。当然、物件価格が高額だとなかなか買い手が見つかりにくくなってしまいます。

  
  

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• 売却希望額が高すぎる

  
  

  こだわりの注文住宅を実現するために、キッチンやバスルームの設備を高級なものにしたり、外壁や屋根なども見栄えの良いものを採用すると、建築費が高くなり、ローン残債を返すことの出来る金額や注文住宅が建つまでのプロセスと相まって、市場価格から離れすぎた希望価格になることもあります。

  『こだわり』はあくまでこだわりであり、万人がその価値を評価できるものではありません。

  
  

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